著書詳細
辻井喬と堤清二

辻井喬と堤清二
2016年9月刊 思潮社 2300円+税
240ページ 四六判
辻井喬と肩を並べる経営者はいるだろう。彼より優れた詩人はいるだろう。けれども辻井喬のように宿命的に経営者であり、 かつ詩人であったような人物は、空前にして絶後なのだ。 (第10章「辻井喬の遺業」) 〈堤清二〉と〈辻井喬〉、二つの貌が生まれた思想的端緒とは何か。 最晩年のインタビューや証言、作品の精緻な読解をもとに、辻井喬が生き抜いた戦後に伴走し、人間存在の不条理に切り結ぶ詩精神を問い直す渾身の長編評論。 現代詩手帖にて好評連載、待望の書籍化。